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【ギターメンテンナンス】ギターのフレットを磨いてみた

メンテナンス編

先日、アコギの弦高調整のやり方の記事を投稿しましたが、弦高調整した際にフレット磨きも同時にやっていました。
そこで、今回はフレット磨きについてお伝えしようと思います。

ちなみに、アコギの弦高調整のやり方については下記の記事をご覧ください。
https://enjoynow38.com/acoustic-guitar-string-height-790

用意するもの

用意するものは、こちらです。

●金属磨き用のクロス
●マスキングテープ
●クロス・タオル・ティッシュなどの汚れてもいい拭き取るもの

こちらは、ホームセンターなどで購入することができます。
金属磨き用のクロスは、楽器用として販売されているものもありますが、どちらを使っていただいても構いません。(私は気にしていません笑)

ちなみに、液体のコンパウンドでやってみたこともありました。
効果としてはピッカピカになって最高なのですが、指板とフレットの隙間にコンパウンドが入り込んで完全には拭き取ることができませんでした。
なので、液体系はあまりお勧めしません。

フレットを磨く方法

大まかの手順としては下記の通りです。

  1. 弦を外す
  2. 普通のクロスなどでフレットの汚れを簡単に拭き取る
  3. 指板(フレットの両側)にマスキングテープを張る
  4. 金属磨き用のクロスでフレットを磨く
  5. 普通のクロスなどでフレットの汚れを拭き取る
  6. 弦を張り直す、作業完了

 

1. 弦を外す

まずは、弦を外していきます。
弦を外す際は「ストリングワインダー」を使うと時短になって効率よく作業することができます。
また、アコギの場合はブリッジピンまで外す必要はありません。
ブリッジピンに弦がついている状態のままで大丈夫です。
エレキギターの場合はサドルに弦がついている状態のままで大丈夫です。

2. フレットの汚れを拭き取る

ここでは、通常のクロスやタオル、ティッシュなどを使って簡単にフレットの汚れを拭き取ってください。

3. 指板(フレットの両側)にマスキングテープを張る

マスキングテープを張る理由は、指板を傷つけないようにするためです。
マスキングテープを張るときの注意点としては、フレットだけが見えるようにピッタリと張ることです。

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4. 金属磨き用のクロスでフレットを磨く

私が購入したクロスは1枚が大きいので、4分の1くらいの大きさに切って使いました。
残りは次回のためにとっておきます。

磨いていくと、このように黒く汚れが拭き取れます。
適宜クロスの汚れぐらいを確認して、黒く汚れてきたら新しい白い面で磨くようにしましょう。
全てのフレットを同じように磨いていきます。
ハイフレットの方は、マスキングテープを張るとフレットと重なってしまうと思います。
その場合は、マスキングテープを張ったらフレットを磨き、マスキングテープを張り直してまたフレットを磨く、という工程を繰り返します。

5. 再度フレットの汚れを拭き取る

全てのフレットを磨き終えたら、最後にもう一度フレットの汚れを普通のクロスなどで拭き取ります。

6. 弦を張り直す

最後に弦を張り直していきます。
それが終われば作業完了です。
お疲れ様でした!

磨く前と磨いた後の違い

今回磨いてみた結果は、以下の写真の通りです。


磨く前


磨いた後

写真だと違いが分かりずらいかもしれませんが、結構ピカピカになりました!

最後に

実際に作業された方は磨いてみていかがだったでしょうか。
きれいになりましたか?
記事をご覧いただいた方は少しでもご参考になれば幸いです。

ピカピカになれば自分の気持ちも明るくなって、きれいになったギターを弾きたいと思えてきます(笑)
ギターをご購入されてから一度もフレットを磨いたことがない方や、なんかフレットがくすんでいるような気がしたら、ぜひ挑戦してみてください。

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