今回、シグナル『２０歳のめぐり逢い』の楽譜を作成し、ネット上で販売を始めました！
この楽譜は弾き語り用のコード弾きになります。
歌詞やメロディはございません。
ギターのTAB譜のみです。
この曲の難易度としては、中級者の方向けになっています。
レベルについては、入門初心者⇒初級者⇒中級者⇒上級者 というレベル別に考えていただければと思います。
販売サイト
Piascore
https://store.piascore.com/scores/219275
ワンポイントアドバイス
コードについては、Fコードが押さえられる方であれば、すんなり全てのコードを弾くことができると思います。
Fコードが苦手な方は、簡単バージョンの押さえ方でも大丈夫です。
ですので、コードだけで言えば初心者の方にもお勧めできるかと思います。
しかし、中級者向けになる理由は弾き方においてテクニックが必要になってくるからです。
この曲を弾くためには、大きく分けて３つの弾き方をマスターする必要があります。
① ８ビートストローク
これは最も一般的な弾き方になります。
この曲については、コードを押さえてダウンストロークのみで8分のリズムをストロークするものです。
この弾き方は少ししか出てきませんが、まずはこの弾き方が出来るようになってから、これからご紹介する弾き方を練習すると良いかと思います。
次にご紹介する２つの弾き方が主な弾き方になります。
② アルペジオ
2つ目の弾き方はアルペジオです。
この曲には、2パターンのアルペジオが出てきます。
ですので、2パターンのアルペジオをマスターする必要があります。
アルペジオの詳しい弾き方については、別記事で投稿しようと思いますが、ここでは簡単にご説明します。
まず、左手はコード弾きと同じようにコードを押さえます。
次に、左手の指を使って各弦をそれぞれ楽譜通りに順番に弾いていきます。
「どの指でどの弦を弾くのか」という問題がありますが、結論は「どの指でもOK！」です。
弾く人によって弾き方は全く異なります。
ですので、自分が弾きやすい弾き方、指で弾くのが一番だと思います。
そう言っても基本を知りたいという方もいるかもしれませんので、一般的な大まかな弾き方をお伝えします。
一般的な弾き方には大きく分けて2パターンあります。
1つ目は、＜スリーフィンガー奏法＞３本指（親指、人差指、中指）で弾くパターンです。
各指を高音弦側と中音弦側、高音弦側に大まかに担当を割り振る感じです。
各指の担当する弦は以下の通りです。
親指：６，５，４弦（低音弦側）
人差指：４，３、２弦（中音弦側）
中指：２，１弦（高音弦側）
2つ目の弾き方は、4本指（小指以外の指）で弾くパターンです。
全ての指に対して担当する弦が決まっている感じです。
各指の担当する弦は以下の通りです。
親指：６，５，４弦（各コードの低音弦）
人差指：３弦
中指：２弦
薬指：１弦
このどちらかの方法で弾くことが多いかと思いますが、弾き方は人それぞれですので、ご参考程度にしていただければ幸いです。
③ ブラッシング（カッティング）
3つ目の弾き方はブラッシングです。
このテクニックの最も重要なことは「ミュート」です。
左手はコードを押さえている状態から力を抜いて、軽く弦に触れている状態にします。
右手はチョップ（手刀）する部分をすべての弦に当てます。
これがミュートする方法です。
このミュートのON、OFFを繰り返すことでこの曲のブラッシングフレーズは弾けるようになります。
ブラッシングするときのポイントとしては、ストロークするときに素早く振り下ろしたり振り上げたりすることです。
テンポはゆっくりでも、振り下ろしたり振り上げたりするスピードは速くすることで、気持ち良いブラッシングサウンドになります。
イメージは「ジャラーン ジャラーン」というより「チャッ チャッ」というイメージです。
言葉で伝わるか分かりませんが（笑）
最後に
この楽譜では複数の弾き方を取り入れていますので、いろいろな弾き方を練習するにはぴったりの曲だと思います。
もし、アルペジオやブラッシングが苦手な方は、全てコード弾きで弾いても良いでしょう。
ご自身のレベルに合わせて弾き方を変えると、同じ曲でも全く違う曲かのように新鮮な気持ちで弾くことができると思います。
最終的には楽譜通りの弾き方にチャレンジしてみると良いでしょう。
この楽譜や記事が少しでもご参考になれば嬉しいです。
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