生徒さんの理想像 & 人としての関わり

ご覧いただきありがとうございます!
YGS -Yuga Guitar School- 三浦です。
今回は、講師と生徒さんという関係性における生徒さんの理想像について、そして、人としての関わりについて私なりの考えを書こうと思います。
生徒さんの理想像と言っても、その人の性格やギターの素質、レッスンの向き合い方などについて言いたいわけではありません。
誰にでも当てはまる可能性があることをお伝えしますので、安心して気楽にお読みいただけたら幸いです。
生徒さんの理想像
ズバリ、講師という立場の私から見た生徒さんの理想像は『潔く私のレベルを超えていく人』です。
正直にお伝えすると、私自身のギターレベルは中級者レベルです。
上級レベルに達していませんし、上を見たらきりがありません。
これは謙遜や卑下しているわけではなく、客観的に自己分析した上での現状です。
ですので、もしギタリストとして高みを目指すのであれば、私のレベルを潔く超えていってほしいのです。
ギター講師として私は、「抜かれること」「超されること」は本望です。
今ギターを始めた方でも、全力で取り組めば1年もかからず私を超すことができると思います。
私の実力はそのくらいです。
当教室で学ぶことがなくなったらすぐに卒業してください。
そして、もっとプロフェッショナルな講師の方に教わってください。
それは生徒さんのためでもあり、私のためでもあります。
「新たに学びたいと思う人(初心者の方)はレッスンを受講し、得るものがなくなった人は卒業する」
そのような循環が自然と生まれていったらいいなと思います。
とにかくギターが上手くなりたいと思っている方は、私のことを気にせず、潔く抜いていってください。
そして、私が見たことのない世界を見てみてください。
人としての関わり
講師という立場では、「学ぶことがなくなった生徒さんは卒業していってほしい」とお伝えしました。
しかし、人としての立場では、なるべく長く関わりを持てたらいいなと思っています。
私は生徒さんにお会いする度に何かしら学びや気づきがあります。
同じ生徒さんでもレッスンごとに違う学びや気づきがあります。
講師という立場では何かをお教えしていますが、人という立場では何かを教わっています。
年齢や性別などは関係ありません。
すべての生徒さんからいつも学んでいます。
「人」という立場(視点)になった途端、私は生徒になり、お相手(生徒さん)は講師(先生)になるのです。
言い換えると、「お互いに講師(先生)であり生徒」なのです。
もはや、私からしたら「講師」と「生徒」という関係性ですらもないのかもしれません。
たとえギター教室がなくなろうとも、そのような関係性である限り、私はなるべく長くその関わりを続けていきたいと思っています。
最後に
ある人が当教室を見つけて予約して受講していただいて、初めてその人にお会いすることができます。
私がすでに知っている方も、予約して受講していただいて、やっとお会いすることができます。
私がどんなに会いたいと願ったとしても会えることではありません。(受講を強制することはできません(笑))
私にとっては毎レッスン、すべての時間が一期一会なのです。
そのような貴重な機会をいただけるのも生徒さんの皆さんがいるからです。
この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。
いつも本当にありがとうございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
YGS -Yuga Guitar School-
三浦勇雅