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初心者もできる!ギターテクニックのポイント①チョーキング&ビブラート編

左手編
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はじめに

皆さんは普段なにを練習をしていますか?
曲を弾こうとすると、最初は弾けないようなフレーズが出てくると思います。そこでそのフレーズを弾けるように練習するはずです。
曲には様々なテクニックが集まって作られています。シンプルで簡単な曲から、難しいテクニックばかりの曲など幅広くあります。そこで、今回はよく使われているテクニックをご紹介します。

  • チョーキング
  • ビブラート

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チョーキング

チョーキング(TAB譜記号:C)とは、左手の指で弦を押さえたまま、上または下に動かすテクニックです。
もとの音から半音上(1フレット上)の音程までチョーキングすることを半音チョーキングと言います。もとの音から1音上(2フレット上)の音程までチョーキングすることを1音チョーキングと言います一般的には半音から1音半までのチョーキングが多用されています。
1弦から3弦までをチョーキングする場合は、上(低音弦側)にチョーキングします。4弦から6弦をチョーキングする場合は、下(高音弦側)にチョーキングします。この、下にチョーキングすることをダウンチョーキングと言います。

チョーキングする音程は自分の耳がが頼りです。できる限り狙った正確な音程を出せるようにチョーキングできることが理想です。

 

チョーキングのやり方のポイント

チョーキング

例として、2弦7フレットの1音チョーキングをする前提でご説明します。

  1. 薬指で2弦7フレットを押さえる
  2. 薬指以外の指は薬指に力が入るように添える
  3. 薬指で弦を押さえながら上に押し上げる
  4. 押し上げる位置は、2弦9フレット(1音上)の音程と同じになる位置
  5. 右手で2弦を弾き、チョーキングした音程と2弦9フレット(1音上)の音程が同じか聴き比べる(2弦9フレットの音を鳴らしてからチョーキングすると比べやすい)
  6. チョーキングした後、薬指をもとの位置に下げる

何回も「2弦9フレットの音を鳴らす、チョーキングする」を繰り返して練習しましょう。そうすることでチョーキングの音程の精度が上がっていきます。また、チョーキングをする力加減などが分かるようになりスムーズにできるようになると思います。

 

ダウンチョーキングのやり方のポイント

ダウンチョーキング

例として、5弦7フレットの1音チョーキングをする前提でご説明します。

  1. 薬指で5弦7フレットを押さえる
  2. 薬指以外の指は薬指に力が入るように添える
  3. 薬指で弦を押さえながら下に押し下げる
  4. 押し上げる位置は、5弦9フレット(1音上)の音程と同じになる位置
  5. 右手で5弦を弾き、チョーキングした音程と5弦9フレット(1音上)の音程が同じか聴き比べる(5弦9フレットの音を鳴らしてからチョーキングすると比べやすい)
  6. チョーキングした後、薬指をもとの位置に上げる

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ビブラート

ビブラート(TAB譜記号:~~(波線))とは、左手の指で弦を押さえたまま、上下に繰り返し動かすテクニックです。
メロディを弾く場合などで、ある音を伸ばす際にビブラートを使うことで変化をつけることができます。簡単でありチョーキングと似たテクニックなのでぜひマスターしてみましょう。

 

ビブラートのやり方ポイント

例として、2弦7フレットの音をビブラートする前提でご説明します。

  1. 左手の薬指で2弦7フレットを押さえる
  2. 薬指以外の指は薬指に軽く添える
  3. 軽くチョーキングする感じで、半音くらい上(低音弦側)に押し上げる
  4. 薬指をもとの位置に戻す
  5. 軽くダウンチョーキングする感じで半音くらい下(高音弦側)に押し下げる
  6. 右手で2弦を弾き、3.から5.の手順をスムーズに素早く繰り返す

 

1弦をビブラートする場合
1弦と6弦をビブラートするときは、横方向(左右)に動かします。ヘッド側とボディ側に動かくイメージです。
なぜそうするかと言うと、1弦については弦を下に動かしたときに、弦がずれてネックに引っかかってしまうことがあります。6弦については弦を上に動かしたときに、弦がずれてネックに引っかかってしまうことがあるからです。
ビブラートをする弦によってやり方を変えましょう。

 

アドバイス

今回はチョーキングやビブラートのやり方をご説明するにあたって、薬指で押さえるとご説明しました。しかし、チョーキングやビブラートをやる上で、押さえる指の決まりはありません。押さえやすい指でやってみると良いでしょう。また、小指以外のどの指でもできるようにしておくことで、どのフレーズでも対応することができます。それぞれの指で練習してみましょう。
ビブラートについては、上下に動かす音程の幅は決まりがありません。ほんの少し上下に動かすだけの場合もあれば、チョーキングとダウンチョーキングを繰り返すように上下に大きく動かすときもあります。その曲をどう弾きたいか、弾く人によって変わるでしょう。
上下に動かすスピードもさまざまです。ゆっくり上下に動かくこともあれば、素早く動かすこともあります。自由に弾いてみましょう。

 

まとめ

今回はチョーキングとビブラートについてお話させていただきました。
エレキでもアコギでも使う奏法なのでぜひマスターしていただきたいと思います。できるようになると表現力がより広がります。弾いていて酔いしれるかもしれません。
チョーキングやビブラート以外にもたくさんのテクニックがあるので、今後ご紹介していきたいと思います。

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